銀牙―流れ星銀―(9)

海で溺れかけたクロスの命を救ったのは、偶然にも伝説の闘犬・紅桜であった。
クロスが事情を説明する中、銀があらわれ、軍団加入を賭け紅桜に一対一の決闘を申し込む。
一方、北へ向かったモスの部隊は、陸奥の四天王が率いる大軍と対峙していた……。
着実に仲間を増やす銀ら一行だったが、小隊長ベンが失明。
新大将となった銀は、さらに同志を募るため、主力部隊を率いて四国へ渡った。
ところが留守部隊を守モスのもとに、北へ向かったテリーの小隊が全滅したとの報せが入る。
その伝令をうけた銀たちも、急遽、敵地・陸奥へ向かうが…。
甲斐の三兄弟、モス、赤目、武蔵、ビル、海坊主、陸奥の四天王、ベム――頼もしい仲間達が加わり、やがて、赤カブトとの決戦の日が近づいてきた。
銀たちは奥羽に向かってひた走る。
ジョンのグループもまた、海を渡り本州を目指していた。
多くの同志を引き連れて奥羽へもどった銀たちは、リキと再会。
決死隊を先頭に各部隊にわかれ、赤カブトの四つの砦に対し、一斉に攻撃を開始した。
赤カブトとの一騎打ちに賭けるリキは、敵の牙城の背後から潜入を図ることに。
果たして銀たちの攻撃は成功するのか!?赤カブトの牙城に裏側から潜入を図ったリキは、敵の手により行動を阻まれてしまった。
そのころ銀たちは、赤カブトの部下・モサに苦戦! 紅桜の捨て身の攻撃で、ようやくモサを倒したが、新たな巨熊が牙をむき襲いかかってきた!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60019477